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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
グループ:DVD
ランキング:1200
価格:¥ 3,093
発売日:2008-08-08
通常24時間以内に発送
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
アメリカン・ギャングスター
フィクサー
イースタン・プロミス
バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション
底抜け (2008-11-15) ・保安官 現代の流れについていけない。リタイアして妻を乗馬に誘ったり、家のことを手伝う と申し出ても拒否。まさしく居場所がない。故郷と言えば自分の中の親父の像。 ・モス ベトナム帰還兵。アメリカの為に2度も戦地に行くが、アメリカンドリームから追放され トレーラーハウスに妻と二人で居住。自称塗装業の失業者。 ・シガー ベトナム帰還兵。金も愛も法も関係無し。殺し屋というより殺人マシーン。 3者ともold menなのかなと思った。シガーの犯罪が新しいかというとそうでも無い。 動機の無い殺人は過去にもある。 1909年にマック叔父が殺された理由も不明なのだから。 ベトナムから帰還した2名は根無し草みたいな生活をしている。 過去に忘れ去られた男達だ。 人間は何かしら拠り所を求める。金・宗教・愛・暴力・国家等々。 現代において、神の存在を本当に信じられるのだろうか? 保安官はセリフで人生に神が入ってこなかったと言ってる。 神が存在が信じられなくなったら、金と暴力の出番。 ベトナムで国家もさほど信用できなくなってる。万人の万人に対する闘争、ホッブス的世界。 モス=金・愛(奥さんを愛してるし、損するのを分かっていて水を持っていった) シガー=暴力 モスの奥さん=愛 こういったのを象徴してるのかなと思った。 見せ場はシガー(暴力)とモスの奥さん(愛)の対峙。 奥さんはコイン当てを拒否し、シガーのルールを拒否する。 あんな愛情に溢れた、気立ての良い奥さんが殺されるのは居た堪れない。 失業中のモスに嫌味を一言も言わない。大金を存在を知っても、 そこにはさほど興味を示さず、モスの身を第一に案じている。 そんな奥さんが不条理にも殺されてしまう。 金でも愛でも無い暴力が勝利している。 底が抜けた世界。 しかし、老保安官が思うほどに現代も捨てたものじゃない。 モスが出会う大学生風の奴は、特にモスを助ける訳でも無く大金でシャツを売るザマ。 交通事故後のシガーにシャツを差し出した少年は人助けだからと代金の受取を拒否してる。 結果的には金は貰ったが、大きな違い。 このコントラストは鮮やか。 車椅子老人の 「人間ってはな―奪われたものを取り返そうとして更に失う。 結局は出血を止めるしかない。」と暴力の虚しさや帰結について語っている。 底抜けの世界において一縷の希望があるとしたら、こいういことなんだろう。 色々こじつけたがよく分かんない(笑) 自分の解釈です。
鬼畜行為を延々と見せる映画 (2008-11-09) 倫理感のかけらもない極悪人が、次々と殺人を犯し、なぜが絶対に捕まらない。トミー・リー・ジョーンズもほぼ何の活躍もしておらず、彼を起用する必要はなかったのではと思います。冒頭で保安官が無様に絞殺されるシーンがありますが、失笑してしまいました。(不意打ちとは言え、どんだけ弱いんだよ…)
「ゼア・ウィルビー・ブラッド」に競り勝ってアカデミー賞取った憎い奴!! (2008-11-08) 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を推していた、ポール・トーマス・アンダーソンのファンとしては憎い作品です。せめて作品賞と監督賞を分け合ってほしかったのですが、結局両方コーエン兄弟の本作品が取ってしまいました。どちらが取ってもおかしくなかったという意味では去年は豊作だったのかもしれません。どちらも久しぶりに映画らしい映画でした。 ちょっと意地悪な目線で本作を観たのですが、先の賞取り合戦のことはすっかり忘れてしまいました。いい映画です。 たまたま犯罪がらみの大金を手にしてしまうという設定(つかみ)はサム・ライミが映画化した「シンプルプラン」に似ていますが、そこで動く駒、登場人物が違います。大金を見つけたのがベトナム帰還兵で、それを追うのがいかれた殺人マシーン(ゴルゴ13って、いたらこんな感じかも)、彼らを遠目から、ちょっと遅れ気味に追いかける保安官というラインナップです。下手したら、単なるアクション映画になりそうなんですが、そうならないのがコーエン兄弟のすごさかもしれません。 なんだか、3人の登場人物が、まるで、運命に翻弄される人間、運命のピリオドとして人間に容赦なく訪れる死・死神・運命そのもの、それを遠目で見守る神のように思えてきます。単なる犯罪映画ではありません。ジム・トンプソンの犯罪小説を思わせます。ジム・トンプソンの小説をコーエン兄弟に映画化してほしいですね。 そう言えば、殺し屋を演じたハビエル・バルデムの存在感はすごいですね。キャラの濃さはベニチオ・デル・トロの3倍はあります。久しぶりに映画俳優らしい俳優です。トミー・リー・ジョーンズを食える俳優なんてめったにいないでしょう。助演男優賞は当然ですね。今度はどんな映画で見れるんだろう・・・? p.s.実はコーエン兄弟も好きです。
犯罪者の孤独 (2008-11-06) 偶然あるマフィア同士の交渉の決裂により残った大金を手に入れたルウェリン・モス。その大金をめぐって生来きっての殺人者アントン・シガーと抗争を繰り広げる。 観た後の感想としては「恐ろしい」の一言。次々と理由もなく人を殺していくアントン・シガーというキャラクター。生れながらの完全な殺人犯罪者のように感じます。演じるハビエル・バルデムという俳優の雰囲気、演技も助長して恐ろしさを増大させる。演出も生々しく血みどろの映像がところどころに映し出されます。 無くならない犯罪や無力な保安官や警察。そして金に執着する男たち。さらには犯罪者の孤独、恐ろしさなどを映し出した映画だと思います。特に普通に働いて生きていけなく、怪我を負っても医者など人の助けを求められない犯罪者の悲しさとも呼べる孤独感が印象に残りました。
笑って観て下さい。 (2008-10-17) こうもわけのわからん人殺しがつづくと、憤りをとうに過ぎて、あとはもう笑っちゃうしかないぞ。2人の保安官が世間をそうぼやくように、相当にブラックなユーモア映画とみた。そして笑ったあとの拭いきれない後味の悪さをすごく上手に描ききっている映画。悲喜劇(トラジック・コメディ)とでも括ったらよいのだろうか。 アンチヒーロー、アンチクライマックス、色気なし、タイトルからして「年寄りにはしんどい映画」だぞと商業映画のセオリーを逆手に取ったスタイルは相当の自信の表れとみるがどうだろう。すでに「コーエン兄弟スタイル」は確立してしまった感があるが、個人的には彼らはあまりにも人をパタパタと殺しすぎる。質の高さは認めるが、そこで好き嫌いがでてしまうのではないか。
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